実際に資料請求ページのコンバージョンを上げることに成功した改善ポイントを紹介します。

先日、クライアントから「資料請求数を増やしたい」という要望があった。まあ、それは、どこにでもあるありふれた要望だ。

・・・でも、ちょっと待てよ。「資料請求数を増やす」という当たり前のことを、今まで真剣に考えたことがあっただろうか。もちろん、「最終的に資料請求に持っていく」目的でサイト全体としてのコンテンツや導線を設計はしている。しかし、「資料請求ページそのものの細かいディテール」について、コンバージョンを上げるためにできることを深く考えたことはなかったかもしれない。

そこで、がんばって資料請求ページの細かい部分について考えた結果、なんと、資料請求数が目に見えて増えるという結果になった。・・・というわけで、資料請求ページをどのように改善したかを公開したいと思う。みんな、当たり前にやってることだったらゴメンね!

実際に送る資料を写真で掲載

「資料請求をすることで、何が得られるのか」を、明確にした。せっかくキレイにデザインして印刷したパンフレットやチラシ、カタログがあるのだから、実物を載せなきゃ勿体無い!そもそも、ホームページに書いてあることと同じことしか書かれていない資料なら、資料請求は個人情報を送信するだけの行為でしかない。それが、「資料は届いてからのお楽しみ」じゃあ、資料請求なんてしたくない。

個人情報を資料送付以外に使わないことを明記

入力欄よりも上に、目立つように「ここで入力して頂いた内容は、資料を送付する目的にのみ使用します。この情報を元にした電話や訪問による営業は、一切行いません」と明記。だって、自分が個人情報を入力するとき、ここが一番気になるポイントだから。営業の電話がかかってくることを想像すると、会社の電話番号とかでさえ、入れるのを躊躇しちゃうよね。しかも、ホームページではじめて知ったような企業なら、尚更信用できない。何に利用されるか分かったもんじゃない。

資料請求に必要な入力項目だけを必須にする

資料請求に必要ない情報は全て削除。なんか、よくある一般的な資料請求フォームは、「資料送ってやる代わりにこれだけの情報をよこせ」と、言ってるように見える。そんなところは生意気だから、資料請求なんて一生してやらない。ある程度認知されているブランドであれば、本気度を見極めるために、ワザと項目を増やすこともあるかもしれないけど、さすがにウチらにそれを求めるのは酷でしょ。資料を送るのに、年齢や性別なんて必要ないし、僕だったら「データベース化して、営業目的に使うんだな」って疑っちゃうな。

最後に一言

みんな、SSLとかなくてもぜんぜん平気なんだってことが分かったよ・・・

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

みんな、売り込まれるのが大嫌い!