wordpressで企業サイトを構築する際に押さえておきたいプラグインたちを紹介。

wordpressをCMSとして企業サイトを構築する際、上手にプラグインを利用することによって、より使いやすく、より多機能なサイトを、より短期間で構築できるようになります。

プラグインは、そのほとんどが無料で手に入るかわりに、当然、無保証です。企業サイトの構築は、ビジネスとして行うのが一般的ですから、クライアントを生贄にするわけにはいきません。しかも、どんなトラブルが起きるか分かりませんので、なるべく情報が多く、実績のありそうなプラグインを使いたいというのが制作者側の心情です。

今回は、僕がwordpressで企業サイトを構築する際に考慮に入れるプラグインをいくつか紹介します。こういう記事は、昔からあちこちで見かけるのですが、まぁ、大体みんな同じようなものを使っているというのが、率直な印象です。・・・独自性は、またの機会に発揮します。

inquiry form creator

http://wordpress.org/extend/plugins/inquiry-form-creator/

確認画面付きのメールフォームを作成できる日本製プラグイン。郵便番号による住所自動入力や、メールアドレス・電話番号の書式チェックなど、企業サイトのメールフォームに必要な機能が盛りだくさん。個人的に、メールフォームの確認画面は、必須項目のエラーを表示するためではなく、「この情報が送信されちゃいますけど、本当にいいんですね?」という確認のためにも必要だと考えているので、このプラグインの登場には感動しました。

追記: プラグイン更新停止だそうです。後継プラグインはTrust Formというそうです(アルファ版なので注意)。

WP-DBManager

http://wordpress.org/extend/plugins/wp-dbmanager/

自動で定期的にデータベースをバックアップしてくれるプラグイン。バックアップをメールで送ったりもできます。最近のワードプレスは、ゴミ箱やリビジョンの機能があるので、担当者のうっかりミスでリストアする機会はほとんどありませんが、備えあれば憂いなしです。テーブルの最適化を自動でやってくれるのも、個人的に嬉しいポイントです。

Google XML Sitemaps

http://wordpress.org/extend/plugins/google-sitemap-generator/

XMLサイトマップファイルを自動で構築してくれます。企業サイトのGoogleウェブマスターツールへの登録は、大人のマナーです。そんなものへは登録しない!という、男気のある人は、個人的に好感を持てますが、プラグインを入れて、ちょっと設定すればできることですから、意地はらずにコレ入れちゃいなよ。

W3TC または WP Super Cache

http://wordpress.org/extend/plugins/w3-total-cache/
http://wordpress.org/extend/plugins/wp-super-cache/

wordpress高速化のためのプラグインです。アクセス数がそれなりに多いサイトであれば、効果も高く、導入を検討する価値は十分にあります。少し前までは、WP Super Cacheがスタンダードでしたが、最近は、W3TCの人気が高いように感じます。

Adminimize

企業サイトが完成したら、クライアントさんがご自身で管理画面から編集を行うことになるかと思いますが、中にはあまり触ってほしくない項目も出てきます。クライアントさんに「管理画面でここをいじらないでください」と言っても、どうせ「うるさいアイツも見てないことだし、ここクリックしちゃおうかな、へっへっへ」となるので、このプラグインを使って、余計な項目を消してあげたほうが、後々のトラブルを回避できます。同じような理由で、僕は通常、管理者権限と編集者権限のアカウントを2種類用意して、普段の更新業務には編集者権限のアカウントを使用してもらうようにしています。

CKEditor For WordPress

http://wordpress.org/extend/plugins/ckeditor-for-wordpress/

投稿画面のビジュアルエディタを強化します。クライアントさんがご自身で記事を編集する際、「画像の横にテキストを置きたい」とか、いろいろ要望が出てきたときに、いちいちcssでfloatさせて、とか難しいことを教えるよりも、テーブル作ってレイアウトしてもらったほうが面倒くさくなくていいやね。

Resize at Upload Plus

http://wordpress.org/extend/plugins/resize-at-upload-plus/

アップロードした元画像をリサイズしてくれる最高に便利なプラグイン。クライアントさんが、デジカメで撮った画像をそのままアップするせいで、サーバー容量が圧迫されたり、サムネイルをクリックしたら超巨大な画像がポップアップでひらいちゃったり、そういう心配から開放されます。

All in One SEO Pack

http://wordpress.org/extend/plugins/all-in-one-seo-pack/

各ページのタイトル、説明文を、簡単に編集できるようにするプラグイン。テンプレート作成の手間が随分省けます。

Breadcrumb NavXT

http://wordpress.org/extend/plugins/breadcrumb-navxt/

パンくずリストを表示してくれるプラグイン。テンプレート作成の手間が随分省けます。

Duplicate Post

http://wordpress.org/extend/plugins/duplicate-post/

wordpressで記事の複製ができるようになります。記事の複製とか、普段そんなに使うことはないけれど、いざ使いたいときに出来ないと、ファーックス!となります。

あとがき

便利なプラグインは、ほかにもたくさんありますが、ちょっと書くのがだんだん面倒になってきたのと、上記の紹介したプラグインを数えたら丁度10個だったので、今日はこれくらいにしておきます。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

毎回、同じ事を、いちいちネットで調べるのも疲れたでしょ?